デザイナーが担う仕事の幅は広く、一口にデザイナーと言ってもグラフィックデザインやWebデザイン、チラシのデザイン、イベント会場のデザインなど非常に多くのものがあります。
それぞれにおいてITが活躍できる部分があり、ITに長けたデザイナーであることによって多数の種類の仕事を請け負えるフリーランスとして活躍できる可能性が高まります。

例えば、ゲーム業界においてはゲームそのもののデザインの仕事に加えて、イラスト制作やグラフィック制作のような案件から、その宣伝に使うチラシや動画の制作に至るまで、ビジュアル面の重要視される案件が多数あります。
また、どんな商品やサービスを提供する企業においても、その宣伝方法としてWebサイトを活用することが一般的となっており、ECサイトのデザインの需要も高まっています。

こういった仕事はイラストレーターやエンジニアによっても担われうるものですが、パソコン上でイラストやグラフィックを作り出すことに長けたイラストレーターや、デザインという側面に優れたエンジニアがそれほど多くはありません。
ユーザーに対して効果的なインパクトを与えることができるデザインをすることができ、それをIT技術によって具現化できることであらゆる方面からの需要が高くなるのです。

フリーランスを始めるのなら、スキルとして汎用性の高いデザインについて学んでスキルアップを行っておくことが生き抜く上で良策と言えるでしょう。